村田町立村田第二小学校「紅花摘み」

宮城県

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育てた紅花を収穫してプレゼントに

今回紹介するのは、村田第二小学校の「紅花摘み」です。毎年6年生が総合的な学習の時間に、村田町の特産品「紅花」について学んでいます。農家の方に教えてもらいながら、種まき・草取り・成長の様子を観察・収穫までを体験します。
収穫日は晴天で、元気に畑へ出発する児童たち。収穫する紅花は切花用の品種のため、とげはありません。はさみを使って1本ずつ根元から切っていきます。暑さに気を付けながら、約700本を収穫しました。

学校に戻ったら、花弁を摘む係と花束を作る係に分かれての作業。花弁係は、優しく花弁だけを取ります。花束係は、花瓶の水に漬かる部分の葉を全て取って、10本ずつまとめます。花の高さをそろえて、長さの目安となる棒を使って、1本1本の長さを切りそろえます。輪ゴムを斜めに数周巻き付けて固定したら完成です。

優しく摘み取った花弁は、給食センターに届けて「紅花ぶかし」という郷土料理にしてもらう予定です。花束は、半分は家に持ち帰り、もう半分は乾燥させて「紅花茶」にし、9月の修学旅行で体験先へ手渡しでプレゼントしました。
児童は「暑かったけど、みんなで全力で収穫できたので良かった」と話し、担任の先生は「村田町の名産に触れることで、地元の良さを知り、次世代につなげてほしいです」と話していました。

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