【食品ロス】食品保存マイスターがお伝えする 食品ロスを防ぐ野菜保存術 夏野菜編【vol.7】

宮城県

冨野真美子(住宅収納スペシャリスト)

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いま問題になっている食品ロス(フードロス)を知っていますか?私たちにできることがないか、一緒に考えていきましょう!

 

食品保存マイスターがお伝えする 食品ロスを防ぐ野菜保存術 夏野菜編

食品ロスで一番多い食材は野菜!保存方法を工夫して食品ロスを防ぎましょう!

 

ポイント① 適した温度で保存

冷蔵保存と常温保存を分ける

夏野菜は暖かい環境で育つので寒い場所が苦手!
10℃以下の場所では低温障害※を起こし劣化の原因になります。
※低温障害…寒さで味・見た目の劣化や栄養価の低下が生じること

常温で保存することがおすすめですが、室温が25℃以上の高温になる時季は野菜室で保存しましょう。その際は冷気が直接当たらないよう新聞紙などで包んであげることが大切です。

 

ポイント② 適した湿度で保存

表面に水分が直接触れた状態が続くことも、野菜が腐る原因の一つ。ナスやキュウリなどの水分が多い野菜は買ってきた袋のまま保存すると、野菜自身が外へ発散した余分な水分で腐ってしまいます。
新聞紙やキッチンペーパーで包み、必要な水分まで蒸発してしなびてしまわないよう袋に入れて保存しましょう。つまようじなどで袋に穴を開けるとさらに効果的。キッチンペーパーが湿ってきたら取り替えましょう。

 

食品ロスクイズ!
スイカに適した保存方法はどっち?

A. 冷蔵保存
B. 常温保存

答え B ※風通しの良い涼しい冷暗所

なぜなぜどうして?
実はスイカもナスなどと同じように寒さが苦手な夏野菜。10〜15℃の場所を好むので長時間冷やしすぎると甘みが低下してしまいます。 ※カットしてあるスイカは冷蔵庫で保存しましょう!
ワンポイントアドバイス
食べる1時間ほど前に冷蔵庫で冷やすことで甘くておいしいスイカを食べることができますよ♪

光熱費が高くなる夏こそ家族みんなで協力して食品ロスを防ぎ、食費の無駄を省きましょう!

 

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