レッドリストの動物たち「スーティーマンガベイ」

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レッドリストとは?

IUCN(国際自然保護連合)が作成している、絶滅のおそれがある世界の野生生物をまとめたもの。2024年11月の時点で、絶滅のおそれがある種は約46,300種掲載されている。

 

スーティーマンガベイ

大西洋沿岸の西アフリカには、大西洋からの冷たい風と、サハラの乾燥した風が育む熱帯湿潤林が広がっています。
スーティーマンガベイは、この森にすむオナガザル亜科のサルの一種です。強い顎と歯を持ち、ヤシの実のような堅い実も食べることができます。木の上で生活し、母親たちを中心とした数十頭の大きな群れで暮らしています。

しかし、農地の開発や森の伐採、食用を目的とした狩猟によって個体数は減少。2008年までの27年間で20~25%も減ってしまいました。アフリカに生息するオナガザル亜科のサルは40種いますが、そのうちの約4割が同じ危機にさらされています。
森を守るためには、各国が国境を越えて協力できるか、国際社会がどれだけ支援できるかが未来を左右する重要なカギになっています。

 

情報・画像提供:WWFジャパン
WWFは、人と自然が調和して生きられる未来をめざす環境保全団体です。

問い合わせ:WWFジャパン
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