【おうちで工作じかん】ピョンピョン紙コップ~身近なものを使って動くおもちゃを作ろう!~【vol.5】

人間の人格(性格)はその人固有のものなので、実の親子でも感じ方や考え方が違います。夫婦は他人です。親も違えば、育ってきた環境も違います。そのように考えると意見が合わないことの方が自然なのです。
それでは、夫婦で子育ての考え方が合わないとどのような問題が起きるのでしょうか。いくつか問題になることがありますが、今回は1つの例を挙げて具体的に考えてみましょう。
父親と母親で考えることが異なり、子どもに対して言うことが違うと、子どもは戸惑うことがあります。
例えば、
「食事は家族で食べるもの」と思う父親がいます。一方で、「食事は食べられる人から順番に食べればよい」と思う母親がいます。ある日、母親が「今のうちにご飯食べちゃって!」と言いました。子どもの頭には「お父さんはみんなで食べようって言っていたなぁ」ということが思い浮かびます。しかし、そんなことはお構いなしに母親はテーブルの上を拭き始めます。
父親には父親の思いがあるし、母親には母親の思いがあります。
子どもの「こころ」はどうなるでしょうか?
子どもは、お父さんの方につけばよいか(お父さんの考え方を取り入れればよいか)、お母さんの方につけばよいか(お母さんの考え方を取り入れればよいか)困ってしまします。そうなると、子ども自身の気持ちや考えよりも、「どちらにつけばよいのか」「どちらにつけばお父さんとお母さんのケンカは激しくなくなるのか」ということに意識が行ってしまいやすくなります。結果的に、自分の意見を持ちにくくなります。なぜかというと、自分の気持ちや考えを持ったり、それを表現したりすることは、自分の家族にとってトラブルの火種になる可能性があるからです。
そして何よりこの場面は、食事が美味しくなくなります!
このようなことから、理想的には夫婦で同じ考え方を持って子育てをする方が好ましいと考えることができますが、私たちは人格が違うので不可能です。
また、夫婦で違う考え方を持っていることは悪いこととも言えません。夫婦が違う考えを持つことによって、物事には色々な考え方があるのだということを子どもが体験することができるからです。
夫婦の考えが合わないときに意識したらよいポイントとして・・・
このポイントを意識してみても、現実では上手くいかないことも多くあります。その時が大事です。「やっぱり上手くいかなかった」で終わらせるのではなくて、「何がどう上手くいかなかったのか」を振り返ってみてほしいのです。
親子関係もそうですが、夫婦関係も上手くいっているときではなく、上手くいかないときが関係性をさらに成長・発展させるチャンスだと考えることもできるかもしれません。このように、少し視点を変えてみると、違った夫婦関係や親子関係が見えてくるはずです。
と言いながらも、もうどのように夫婦間で関係を構築することがよいのか分からない方もいるでしょうし、そういうことすら考えたくない方もいるでしょうし、相手の顔も見たくないという人がいるのも現実です。
そのようなときに、臨床心理士という「こころの専門家」や学校のスクールカウンセラーなどにカウンセリングを受けてみることをおススメします。
あなたの今の状況を変化させる発見があるかもしれません。
富山県こどもこころの相談室
代表(臨床心理士) 深澤 大地
長野県生まれ。関東の公的機関で教育相談員やスクールカウンセラーとして勤務。平成21年に富山県総合教育センター客員研究主事として招聘。平成29年に子ども専門の心理相談室「富山県こどもこころの相談室」を開設し、主に未就学児から30代までのカウンセリングを行っている。また、講演会、新聞の連載エッセイの執筆、雑誌への記事の掲載、メディアへの出演など、臨床心理士として県内外で活躍中。
所属学会等
「日本心理臨床学会」 会員
「日本遊戯療法学会」 会員
「日本箱庭療法学会」 会員
「日本精神分析学会」 会員
「日本学校心理学会」 会員
「富山県臨床心理士会」 前理事
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